2012年3月28日水曜日

Storyboardを使った画面遷移と値の受け渡し 其の一

Xcode4.2で追加されたStoryboardを少しだけ触ってみました。
(StoryboardはiOS5.0以上でしか動作しません)

とりあえず簡単な画面遷移と値の受け渡しするアプリを。

(1)Xcodeでプロジェクトを作成
Templates
Single View Application
Product Name
StoryboardSample
Class Prefix
Main
Device Family
iPhone
今回はStoryboardを使用するので「Use Storyboards」にチェックを付けます。


(2)ストーリボードのデザイン
まずProject Navigatorで「MainStoryboard.storyboard」を選択するとデザインの編集画面が表示されます。この画面に対するビューコントローラはMainViewControllerクラスになります。
ここに新しい画面を追加します。画面右のオブジェクトライブラリから「View Controller」をデザイン画面に配置します。
わかりやすいように画面にそれぞれラベル(Label)とボタン(Rounded Rect Button)を配置しています。

(3)画面遷移を設定する
次に「Next」ボタン、「Back」ボタンをクリックして画面遷移するように設定します。
まず、メイン画面に配置した「Next」ボタンを選択し、Controlキーを押しながらサブ画面へとドラッグします。そうすると下記画面のようなStoryboard Segueというダイアログが表示されます。

Push
ナビゲーションコントローラなどのスタック型
Modal
モーダルダイアログ型
Custom
オリジナルのSegueクラスを使用
ここでは「Modal」を選択します。
選択すると下記画面のようにメイン画面からサブ画面へ矢印が表示されます。
同じようにサブ画面に配置した「Back」ボタンをメイン画面に画面遷移するように設定します。

(4)ここまでで一度実行
ビルドしてシミュレータで実行。
「Next」ボタン、「Back」ボタンを押すと画面がロールアップして表示されます。
(画面に別々の背景色をつけるとわかりやすいかも・・・)
画面遷移の視覚効果を変更する場合は画面右のAttributes inspectorのTransitionで選択できます。

とりあえずこれでStoryboardを使った画面遷移ができました。
長くなりそうなんで値の受け渡しは其の二で。


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